A1級とは? 競艇の級別 (A1・A2・B1・B2) 完全ガイド ─ 勝率ボーダー・審査期間・事故率を初心者向けに解説
競艇 (ボートレース) の級別 A1・A2・B1・B2 の違いを初心者向けに解説。 上位20%のA1級、 勝率ボーダーの目安、 半年ごとの審査期間と適用期間、 事故率0.70のルールまで、 買い目ではなく『出走表の見方』 の観点で整理する。
出走表を開くと、 選手名の横に「A1」「B1」 といった記号が並んでいる。 これが級別 (階級) だ。 約1,600人いるボートレーサーを、 成績によって上から A1・A2・B1・B2 の4段階に分けたもので、 出走表を見るうえで最初に目に入る“実力の物差し” にあたる。 この記事では、 級別の決まり方・勝率ボーダーの目安・半年ごとの入れ替え・事故率のルールまで、 買い目ではなく『出走表の見方』 として初心者向けに整理する。
級別は4段階 ─ まず全体像
級別は絶対評価ではなく、 レーサー全体のなかでの相対評価。 つまり「勝率◯◯以上なら誰でもA1」 ではなく、 上位から順に定められた比率で枠が埋まっていく仕組みだ。 おおまかな構成比は、 A1が約20%、 A2が約20%、 B1が約50%、 残りがB2。 まずは一覧でイメージをつかもう。
| 級別 | 構成比の目安 | 位置づけ |
|---|---|---|
| A1 | 上位 約20% | トップクラス。 SG・G1など上位グレードの主戦力 |
| A2 | 約20% | A1に次ぐ実力層。 上位グレードにも出場できる |
| B1 | 約50% | 最大のボリューム層。 一般戦の中心 |
| B2 | 残り | 成績・出走数が基準に届かなかった層 |
A1級 ─ 上位20%、 ボーダーは勝率6.20前後
最上級がA1級。 BOAT RACE公式の解説では「全レーサー数の上位20%ほど」 とされ、 A1級のボーダーラインは勝率6.20前後になることが多いと説明されている。 勝率だけでなく、 2連対率・3連対率、 一定以上の出走回数といった条件も課される。 SGやG1といった上位グレードの主戦力はここに集まるため、 出走表で「A1」 が複数並ぶ節は、 それだけメンバーが濃いということになる。
A2級 ─ A1に次ぐ実力層
A2級は、 条件はA1とほぼ同じながら勝率でわずかに及ばなかった層。 構成比はA1と同じく約20%で、 A1・A2を合わせた上位約40%が「A級」 と呼ばれる。 A級であればSG・G1・G2といった上位グレードにも出場できるため、 A2はいわば“いつA1に上がってもおかしくない” ポジションだ。 一般戦ではむしろ中心格として扱われることも多い。
B1級・B2級 ─ 一般戦のボリューム層
B1級は全体の約50%を占める最大の層。 勝率の最低ライン (おおむね2.00以上) と、 事故率・出走回数の条件を満たしていれば入る級で、 一般戦の主役はこのB1だ。 B2級はその条件に届かなかった層で、 若手のデビュー直後や、 ケガ・フライング休みなどで出走数が足りなかった選手もここに含まれる。 つまりB2=実力が低い、 とは限らない点は押さえておきたい。
審査期間と適用期間 ─ 半年ごとに入れ替わる
級別は毎年1月と7月、 半年に一度更新される。 ポイントは、 集計する期間 (審査期間) と、 その結果が適用される期間がずれていること。 いま出走表に出ている級別は、 リアルタイムの成績ではなく、 半年〜1年前の期間の成績にもとづくものだ。
| 区分 | 審査期間 (集計) | 適用期間 |
|---|---|---|
| 前期 | 前年5月1日 〜 10月31日 | 当年1月1日 〜 6月30日 |
| 後期 | 前年11月1日 〜 当年4月30日 | 当年7月1日 〜 12月31日 |
この“ズレ” があるので、 直近で調子を上げている選手が級別ではまだB1のまま、 という状況は普通に起きる。 逆に、 級別がA1でも直近半年の内容が下降している場合もある。 級別は入り口として使い、 最終的には今節の成績・展示・スタートで補正する ─ という順番が現実的だ。
事故率 ─ 0.70を超えると降級
級別審査で見落とされがちなのが事故率。 フライングや出遅れ、 不良航法などの事故点を出走数で割った数値で、 これが基準 (0.70) を超えると、 勝率がどれだけ高くてもB2まで落ちる。 トップ選手であってもフライングが重なれば級が急落することがあるのは、 このルールがあるためだ。 級別は「速さ」 だけでなく「レースを壊さないこと」 も含めた総合評価になっている。
出走表で級別をどう見るか
実戦での使い方はシンプルだ。 まず級別で6艇の力関係のアタリをつけ、 A級が内枠に入っているのか外枠なのかを確認する。 そのうえで、 今節の成績・展示タイム・スタート展示を見て補正していく。 級別だけで結論を出すのではなく、 「級別はスタート地点、 補正材料は今節の情報」 と覚えておけば十分だ。 級別・決まり手・展示の3点が読めるようになると、 出走表の情報量は一気に増える。
レースの読み方をもっと知りたい人へ
「級別と今節成績のどちらを優先するか」「A級が外枠に入ったときの見方」 ─ こういう出走表の見方は、 個別レースの買い目を共有するのとは別物として、 LINEで普段から軽くやり取りしている。 観察ポイントの話題が中心で、 個別の買い目相談には返信しないので、 そこは先に了承してほしい。
よくある質問
競艇の級別は何段階ありますか?
4段階。 上から A1・A2・B1・B2。 相対評価で、 構成比の目安はA1が約20%、 A2が約20%、 B1が約50%、 残りがB2。 A1とA2を合わせた上位約40%が「A級」 と呼ばれ、 SG・G1などの上位グレードに出場できる。
A1級になるための勝率ボーダーは?
BOAT RACE公式の解説では、 A1級のボーダーラインは勝率6.20前後になることが多いとされている。 ただし級別は相対評価のため、 同じ勝率でも期によって結果が変わる。 勝率のほかに2連対率・3連対率や一定以上の出走回数も条件になる。
級別はいつ入れ替わりますか?
毎年1月と7月の年2回、 半年ごとに更新される。 前期 (1月1日〜6月30日適用) は前年5月1日〜10月31日、 後期 (7月1日〜12月31日適用) は前年11月1日〜当年4月30日が審査期間。 集計期間と適用期間がずれるため、 出走表の級別は“少し前の成績” を示している点に注意。
事故率が高いとどうなりますか?
フライング・出遅れ・不良航法などの事故点を出走数で割った事故率が基準 (0.70) を超えると、 勝率が高くても次期はB2級まで降級する。 級別は速さだけでなく、 レースを壊さないことも含めた総合評価になっている。
級別が分かれば予想は当たりますか?
級別は6艇の力関係を把握する入り口にはなるが、 それ自体が的中を約束するものではない。 半年前までの成績にもとづく指標なので、 今節の成績・展示・スタートで補正する前提で使いたい。 カセジマでは個別の買い目相談・予想の販売や的中の保証は一切していない。 舟券は20歳以上から、 のめり込みに注意して余裕資金の範囲で。
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